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ぼくとさんは 2学期に席替えをして席が隣になったときに知り合った。 それまで・・・お互いの存在を知らなかった。 いや・・・ぼくの方は知ってたんだけど・・・ 彼女は・・知らなかったと思う。 ぼくは・・影が薄いから・・・・ 言葉がなくても さんは授業中はいつも難しい顔をしている。 本人曰く「勉強は私の大敵」なのだそうだ。 だからぼくは教えてあげてるんだ・・・ だけど・・・恥かしくて一言も喋らない。 その代わりにノートに字を書いて教えてあげるんだ。 「てへへ、いつも悪いね、司馬君。さんきゅ!」 おどけながら御礼を言うさん・・・・ 次第にぼくはさんのことを好きになっていた。 ある日の休み時間。 さんはぼくにこう言ってきた 「ね、メールしない?」 その一言でぼくとさんは「メル友」というのになった。 その日の夜 さんからメールが来た 『こんばんわー。メール第一号だよぉー☆いつもお勉強教えてくれてありがとねv それと、今度から「司馬っぺ」って呼んでいいー?一生懸命考えたあだ名だよぉー それじゃ、お返事待ってるねぇー』 ・・司馬っぺ・・・。 さんが一生懸命考えてくれたあだ名・・・。 なんだか、嬉しいな・・・・・ ぼくはこう返した 『こんばんは。僕の方こそいつも仲良くしてくれてありがとうございます。 「司馬っぺ」ですか、なかなか面白いあだ名ですね。とても気に入りましたよ。 さんがいいのならそれで呼んでください。』 ・・・・2分で返事が返ってきた さんはメール打つのがとても早いんだな・・・。 返ってきた内容は・・・吃驚だった。 『ありがとう!司馬っぺ!あとね、私。司馬っぺのこと、好きなの・・ ずーーーっと前から!! 司馬っぺがよかったら・・・付き合ってくれないかなぁ。ごめんね、迷惑だよね? とりあえずお返事待ってるね』 ・・・・さんが僕のことを・・・。 心臓はどきどきしている・・・ 顔が熱い・・・・・ ずーっとまえから・・・? ぼくの存在に気づいてくれてたの・・・? それに・・ぼくがさんを好きになる前から 好きでいてくれたの・・・・・・・? かれこれ10分はぼーっと浮かれていたかもしれない。 だけど実際時計を見たら5分もたってなかった。 早速さんにメールを返さなければ・・・ 『ありがとう・・・ぼくもさんのことが好きだったんだ。とても嬉しいです。 こんなぼくでよかったら、どうぞ宜しくお願いします。』 送信したとき・・・ぼくの心臓はさらにどきどきしていた 返事はすぐに返ってきた 『え、本当にいいの!?ありがとう!司馬っぺvv宜しくね!! それと、私のこともあだ名で呼んでvなんでもいいからv』 あだ名かぁ・・・・ じゃぁ・・。って呼ぼう 『じゃあ、、また明日学校で。」 送信。 翌日 「司馬っぺvvv」 「あ・・」 「あ、司馬っぺ、喋った!?初めて聞いたよぉ!司馬っぺの声!! かわいいvそれにって呼んでくれーvありがとうv」 ぼく達はいつもと変わらぬ日々を過ごす 付き合うって言っても ぼくは・・・・ただ君が僕の傍にいてくれるだけでいいんだ Fin 執筆:03年3月25日 |